チョッパー CAN 通信エラーのトラブルシューティング

診断コード 504 ~ 508、514 ~ 516、601、604 ~ 606

チョッパーとの コントローラーエリアネットワーク (CAN) 通信の問題に関連する診断コードが表示された場合は、これらの手順を実行してください。

同時に複数の CAN 診断コードがある場合は CAN ケーブルに問題がある可能性があります。コードが 1 つだけの場合、問題は (CAN ケーブルではなく) コードが示す内容が原因である可能性が高くなります。

症状

コード 症状 XPR® モデル XPR 対応方法 コードのキャンセル方法。
504 チョッパー 1 が、CAN を通じてメインコントール プリント回路基板 (PCB) からの通信を (少なくとも毎秒一回) 受信することができない。 全モデル シャットダウン リモートオン/オフ
505 チョッパー 2 が、CAN を通じてメインコントール PCB からの通信を (少なくとも毎秒一回) 受信することができない。 XPR300, XPR460 シャットダウン リモートオン/オフ
506 チョッパー 3 が、CAN を通じてメインコントール PCB からの通信を (少なくとも毎秒一回) 受信することができない。 XPR460 シャットダウン リモートオン/オフ
507 電力が切断システムに供給されているときに CAN に問題がある。 全モデル なし リモートオン/オフ
508 CAN バスが 10 ミリ秒以上にわたってオーバーロードしている。 全モデル なし リモートオン/オフ
514 メインコントール PCB が、CAN を通じてチョッパー 1 からの通信を (少なくとも毎秒一回) 受信することができない。 全モデル なし リモートオン/オフ
515 メインコントール PCB が、CAN を通じてチョッパー 2 からの通信を (少なくとも毎秒一回) 受信することができない。 XPR300, XPR460 なし リモートオン/オフ
516 メインコントール PCB が、CAN を通じてチョッパー 3 からの通信を (少なくとも毎秒一回) 受信することができない。 XPR460 なし リモートオン/オフ
601 切断システムに電力が供給された後、30 秒以上にわたり、チョッパー 1 が CAN を通じてメインコントロール PCB で自己を認識しない。 全モデル シャットダウン リモートオン/オフ
604 チョッパー 2 の誘電子の熱電対が検出されたが、チョッパー2 は検知されなかった。 XPR300, XPR460 なし
  • 開始プロセス
  • プロセスの設定
  • リモートオン/オフ
606 切断システムに電力が供給された後、メインコントロールは、チョッパー 3 からの CAN 通信を受信しない。 XPR460 なし
  • 開始プロセス
  • プロセスの設定
  • リモートオン/オフ

対処方法

  1. 切断システムの電源を切ります。
  2. プラズマ電源装置の各チョッパーの J8 にチョッパー ID ケーブルコネクターがしっかりはめ込まれていることを確認します。
  3. CAN ケーブル接続を点検します:
    この状態の場合は...これらの手順を実行します...
    診断コード 504 のみが発生している。
    プラズマ電源装置のチョッパー 1 とチョッパー 2 の間の CAN ケーブル接続を点検します。
    1. ケーブルの接続が完全に締められていることを確認します。
    2. 曲がったピンがある場合はまっすぐにしてください。
    3. 曲がったソケットや折れたピンがある場合は、新しいケーブルを用意します。
    診断コード 503 と 504 が共に発生している (XPR300XPR460 のみ).
    チョッパー 2 とチョッパー 3 の間の CAN ケーブル接続を点検します:
    1. ケーブルの接続が完全に締められていることを確認します。
    2. 曲がったピンがある場合はまっすぐにしてください。
    3. 曲がったソケットや折れたピンがある場合は、新しいケーブルを用意します。
    診断コード 504 と 505 が共に発生している (XPR460 のみ).
    プラズマ電源装置のチョッパー 3 とコントロール PCB (PCB 1) の間の CAN ケーブル接続を点検します。
    1. ケーブルの接続が完全に締められていることを確認します。
    2. 曲がったピンがある場合はまっすぐにしてください。
    3. 曲がったソケットや折れたピンがある場合は、新しいケーブルを用意します。
    その他の診断コードが発生している場合。 次の手順に進みます。
  4. 以下について、チョッパー 1/PCB 2、チョッパー 2/PCB 3、チョッパー 3/PCB 8 の緑色 発光ダイオード (LED) が点灯していることを確認します:
    • D22 (+18/-5 VDC)
    • D14 (+5 VDC)
    • D21 (+3.3 VDC)

    LED の点灯は、そのチョッパーコントロール PCB (PCB 2、PCB 3、PCB 8)​に電力が供給されていることを示します。

  5. 少なくとも一つの LED が点灯していない場合は以下を実行してください。
    この状態の場合は...これらの手順を実行します...
    点灯する LED がない。
    1. J2 電源コネクターが しっかりはめ込まれていることを確認します。
    2. J2 コネクターへの配線が良好であることを確認します。
    3. システムの各チョッパーの J2 ピン 1 とピン 3 で 24 VDC を点検します。
    4. 配線が良好な状態で、同じ診断コードが引き続き表示される場合は、、 お客様の切断機代理店またはお近くの Hypertherm® テクニカルサービスチームにご連絡ください。
    LED は 1 つまたは 2 つを除いて点灯する。 必要であればチョッパーコンソール PCB iを交換します。 お客様の切断機代理店またはお近くの Hypertherm テクニカルサービスチームにご連絡ください。
  6. 各緑色 LED は点灯している場合は、コントロール PCB を点検します。
    1. D3 LED と D4 LED が 1 秒に 1 回点滅していることを確認します。

      LED の点滅は、 PCB のマイクロプロセッサが機能していることを示します。

    2. S2 の デュアルインラインパッケージ (DIP) スイッチ 1 ~ 4 がオフ (OFF) の位置にあることを確認します。
    3. CAN ケーブルコネクターが J7 にしっかりはめ込まれていることを確認します。
    4. LED が正しく動作していない場合は、 お客様の切断機代理店またはお近くの Hypertherm テクニカルサービスチームにご連絡ください。
  7. D33 LED と D34 LED が点滅していることを確認します。

    LED の点滅は、CAN ケーブルでの通信が機能していることを示します。

  8. 問題が解決しない場合は、お客様の切断機代理店またはお近くの Hypertherm テクニカルサービスチームにご連絡ください。