条件によっては診断コードが発生しないことがあります。たとえば、切断システムから電源が外されていると診断コードは発生しません (切断システムも作動しません)。
診断コードが発生しない性能に関する問題の特定に臨む前に、明白な原因や損傷を見逃さないようにします。必ず以下の点検手順に従います。
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切断システムが電源に接続されていることを確認します。
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回路遮断器がオン (ON) になっていることを確認します。
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各 プリント回路基板 (PCB) を点検します。
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資格のある電気技術者に依頼して、プラズマ電源装置の内部にある端子間の線間電圧を測定します。
メンテナンス手順の多くでは、切断システムの電源を切る必要があります。これを安全に行うには、以下の手順を使用してください。リモートオン/オフスイッチを使用して切断システムをオフ (OFF) にしても、切断システム内には電気が残っています。切断システムが電源に接続されていると、依然として重度の感電が起こる可能性があります。
注:
切断システムの電源を切る前に、トーチを切断機テーブルの端に移動し、トーチリフターを一番高い位置に引き上げます。これにより、トーチと消耗部品に簡単にアクセスすることができるようになります。
切断システムの電源を切ります
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回線遮断器のスイッチをオフ (OFF) の位置にします。
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切断システムが配線で接続されていない場合は、主電源コードを電源から引き抜きます。
切断システムが配線で接続されている場合は、主電源コードを電源から引き抜くことはできません。
切断システムの電源を切っても、切断システムが電源に接続されたままになっていると、重度の感電が起こることがあります。切断システムが電源に接続されているときに修理およびメンテナンス作業を行う場合は、細心の注意を払ってください。
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プラズマ電源装置、ガス接続コンソール、または TorchConnect™ コンソールの電源インジケーター 発光ダイオード (LED) が点灯していないことを確認します。
各 PCB を点検します
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切断システムの電源を切ります。
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点検が必要な PCB を含むシステムコンポーネントから外部パネルやパネルを外します。
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以下について PCB を点検します:
- ゆるんでいたり、外れている PCB コネクター
- ゆるんでいたり、外れている PCB アセンブリ
- 変色
- 損傷
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ゆるんでいる PCB を見つけたら、可能であれば接続し直します。
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損傷や変色がある PCB を見つけたら、交換します。
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各 PCB が正常な状態であれば、プラズマ電源装置の内側の端子間のライン電圧を測定します。
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問題が解決しない場合は、お客様の切断機代理店またはお近くの Hypertherm® テクニカルサービスチームにご連絡ください。
ライン電圧を測定するには、切断システムに電源が入っていなければなりません。プラズマ電源装置が電源に差し込まれたまま、プラズマ電源装置のパネルが取り外された状態で診断またはメンテナンス作業を行う場合は、細心の注意を払ってください。
図 1. メイン電源コードのワイヤーカラーと端子位置
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北米で使用されるワイヤーの色分け |
ヨーロッパ、アジア、および北米以外の大部分の地域で使用されるワイヤーの色分け |
| 1 |
TB1 端子 |
– |
– |
| 2 |
U |
黒色 |
黒色 |
| 3 |
V |
白色 |
青色 |
| 4 |
W |
赤色 |
茶色 |
| 5 |
GND (PE) (アース接地) |
緑色/黄色 |
緑色/黄色 |
プラズマ電源装置の内側の端子間のライン電圧を測定する
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以下の手順でプラズマ電源装置の内側の端子間のライン電圧を測定します。
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3 つのラインのいずれか 2 つの間の電圧が供給電圧と等しくなっているか調べます。
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1 つのラインが他の 2 つのラインを 10 % 以上上回っている場合は、電力供給ラインの入力を調べます。
電力供給ラインの入力が正常である場合、詳細については有資格の電気技術者または電力を供給している電力会社に連絡します。
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3 つのラインのいずれか 2 つの間の電圧が供給電圧未満である場合:
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切断システムの電源を切ります。
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電源コードに損傷がないか調べます。
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回路遮断器のヒューズの導通を調べます。
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損傷や欠陥のある部品があれば修理または交換します。
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3 つのラインのいずれか 2 つの間のライン電圧が供給電圧と等しくなるまで、手順を続けます。