クーラント低フロー時のトラブルシューティング

診断コード 540、541、542

クーラント低フロー診断コード (540 ~ 542) は、クーラント水位が低い、クーラントホースに詰まりや損傷がある、クーラントポンプに問題があるなどの理由で発生します。

症状

コード 症状 XPR® モデル XPR 対応方法 コードのキャンセル方法。
540 プラズマスタートのスイッチがオン (ON) になった後、40 秒以上にわたり、クーラント流量が 1.9 L/分 (0.5 ガロン/分) を下回っている。 全モデル シャットダウン リモートオン/オフ
541 クーラント流量が 1.9 リットル/分 (0.5 ガロン/分) になった後、10 秒以上にわたり、流量が 3.03 L/分 (0.8 ガロン/分) を下回っている。
542

XPR170 および XPR300: 1 秒以上にわたり、クーラントの流量が 3.79 L/分 (1 ガロン/分).を下回っている。

XPR460: クーラントの低流量制限は、、クーラントの温度が ≤0°C (≤32°F) であれば 2.5 L/分 (0.66 ガロン/分) 以下、クーラントの温度が ≥40°C (104°F) であれば 4.9 L/分 (1.3 ガロン/分) 以下になります。これらの値の間の流量と温度は、同じスケールを使用して制限を計算してください。例えば、クーラント温度が ≥20°C (68°F) で流量が 3.8 L/分 (1.0 ガロン/分) を下回ると、542 コードも発生します。

対処方法

  1. クーラント貯蔵器のクーラント水位が十分であることを確認します。

    クーラー前面の確認用ウィンドウからクーラントレベルを確認できます。 クーラント水位は、コンピュータ数値制御 (CNC) 画面または XPR web インターフェイスでも確認できます。

  2. クーラント貯蔵器が満タンでなければ、クーラントを充填します。
  3. クーラント貯蔵器の水位が十分でもコードが継続する場合:
    1. クーラントポンプがオンで、ゲージが回転していることを確認してください。
    2. バイパスが機能していることを確認してください。
    3. クーラントホースを点検し、制約や詰まりがないか調べます。
    4. オペレーターが選択したプロセスに対し、消耗部品が正しいか確認します。
    5. クーラントフィルター を点検し、必要に応じて交換します。
    6. クーラントポンプのスクリーンを清掃するか、損傷が見つかった場合はスクリーンを交換します。
  4. クーラントフィルターやクーラントポンプスクリーンの交換が不要な場合は、クーラントのフローテストをして、クーラントのリークや詰まりの原因を見つけます。
  5. プロセスコマンドを送信して、クーラントポンプを始動します。

    プロセスコマンドを受信すると、クーラントポンプは自動的に始動します。

  6. クーラントフローテストの値が許容限度と同じか上回っているにもかかわらず、XPR web インターフェイスが低い値が示す場合は、クーラーコントロール プリント回路基板 (PCB) (クーラーの PCB 2) で J4 のピン 3 とピン 5 の +24 VDC を確認します。
    この状態がある場合は...これらの手順を実行します...
    J4 のピン 3 とピン 5 に電圧がありません。
    1. J4 に接続しているワイヤーハーネスを点検します。
    2. 短絡がないか調べます。
    3. 短絡が見られない場合は、クーラーコントロール PCB を交換します。
    J4 のピン 3 とピン 5 の電圧は +24 VDC です。
    1. クーラーコントロール PCBのフローセンサー出力 (周波数) を確認します。
    2. J4 のピン 4 (パルス) とピン 5 (接地) の周波数を測定します。
    3. 値が 0.8 L/分 (0.2 ガロン/分) 以上異なる場合、またはパルスがない場合 (0 Hz) は、フロー センサーを交換します。
    最小流量定格: 周波数 (Hz)
    1 分間当たりのリットル数 (L/min) 1 分間当たりの USガロン数 (gal/min)
    1.89 L/分 0.5 USガロン/分 15 Hz
    3.78 L/分 1.0 USガロン/分 33 Hz
    5.67 L/分 1.5 USガロン分 51 Hz
  7. 問題が解決しない場合は、お客様の切断機代理店またはお近くの Hypertherm® テクニカルサービスチームにご連絡ください。