カートリッジを最大限に活用するために

ハンドトーチのカートリッジをどの程度の頻度で交換する必要があるかは、様々な要因によって異なります。

  • ガス供給の品質
    • ガス供給ラインを清潔で乾燥した状態に保つことが非常に重要です。
    • オイル、水、蒸気、その他の汚染物質がガス供給に含まれると、切断品質が低下し、カートリッジの寿命が短くなります。
    • 詳しくは、「ガス供給源」および「ガスフィルターを追加する」を参照してください。
  • 切断技術
    • できるだけ、ワークピースの端面から切断を開始します。これは、カートリッジの寿命を伸ばす助けとなります。「ワークピース端面から切断を開始する」を参照してください。
    • 切断するワークピースの厚さに合わせて適切なピアッシング方法を用いてください。多くの場合、ローリングピアッシングの方法は、ピアッシングにつきもののカートリッジの摩耗を最小限に抑えながらワークピースを切断する効率的な方法です。ストレートピアッシングとローリングピアッシングの方法とそれぞれの使用場面については「ワークピースのピアッシングを行う」を参照してください。
  • 切断するワークピースの厚さ
    • 一般に、切断するワークピースが厚くなるほど、カートリッジの摩耗が早くなります。最善の結果を得るには、切断するワークピースの 80% が使用するシステムとカートリッジに指定された板厚以下であることが必要です。「推奨切断能力」を参照してください。
    • 最善の結果を得るためには、システムおよびカートリッジの仕様を超えた板厚の切断を行わないでください。
  • エクスパンドメタルの切断とパイロットアーク時間
    • エクスパンドメタルにはスロットまたはメッシュの模様がついています。エクスパンドメタルの切断には連続パイロットアークが必要とされるので、カートリッジの摩耗が早くなります。パイロットアークは、トーチが点火してもプラズマアークがワークピースに接触していないときに発生します。
    • パイロットアーク時間を最小限に抑えるために、必要なときだけトーチを点火します。
    • パイロットアークを頻繁に発生させると、カートリッジのノズルの摩耗が早くなります。Hypertherm カートリッジリーダーキット (528083) を使用すると、カートリッジの累積パイロットアーク時間を確認できます。
  • 切断中のアークのストレッチ
    • カートリッジの寿命を最大限にするために、必要なときだけアークをストレッチさせます。
    • できる限り、ワークピース上でトーチをドラッグするようにしてください。
    • 「ハンドトーチ切断のガイドライン」を参照してください。
注:

Hypertherm がラボ条件下で Powermax45 SYNC® システムを使用して標準的なハンド切断を行った際、1~3 時間の実際の「アークオン」タイムが得られました。